こんにちは、美姿勢トレーナーの鈴木あやめです。
実は、以前から気になっていたアーユルヴェーダ。
ついに2023年12月からアーユルヴェーダを日常に取り入れ始め、私自身もすぐに習慣化できるようになった実体験を元に、今回は『舌磨き』と『鼻うがい』ついてお話していきます!
「聞いたことはあるけどよく分からない」という方にも分かりやすく解説していきますので、これを読み終わった後には「始めてみたい!!」と思っていただけるはずです^^
そもそもアーユルヴェーダって?どのようなもの?
そもそもアーユルヴェーダとはどのようなものなのかをお話します。
アーユルヴェーダはインド・スリランカで生まれた世界三大伝統医学の一つで、「生命の科学」ともいわれています。
サンスクリット語で「アーユス=生命」と「ヴェーダ=知識、学問」という意味をもちます。
アーユルヴェーダにはそれぞれ「ヴァータ=風」「ピッタ=火」「カパ=水」といった体質があり、その体質に合わせて食や肌に触れるものなど自分自身に取り入れる全てのものを整えて消化力(アグニ)を高めることで、食べ物だけでなく感情の消化さえもできるようになると言われています。
消化力を高めるというのは簡単にいうと腸内環境を整えることに繋がります。
「腸活」という言葉が流行り出してから様々な情報が入ってきて「結局何が正しいのか」、「自分には何が合うのか、合わないのか」混乱してしまうことってありますよね。
そんな時にアーユルヴェーダを活用することで様々な情報に流されることなく、自分の体質に合った消化力を上げる方法がわかります!
そして今回ご紹介する『舌磨き』と『鼻うがい』は直接腸に影響を与えるものではなく、デトックスを主に目的として消化力をあげて滋養を高める方法になります。
タングスレーパーを使った正しい『舌磨き』のやり方
一番手軽に誰でも簡単に習慣化しやすいものが「舌磨き」です。
行う内容としては、朝起きて10時までの間に、タングスレーパーを使って舌の上にある白い苔を上から下に7〜8回スライドさせて削ぎ落とします。
歯ブラシでやられる方もいらっしゃいますが、舌の構造を考えた時に歯を磨くブラシで行うのは傷をつけてしまったりと望ましくありません。
そこで、このような専用のタングスレーパーを使用していきましょう。
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舌磨きを想像すると、「オエっ」となってしまういそう・・というお声も多いのですが、このような専用のものであれば奥に触れることはないので、そのようなことは防げると思います^^
朝一番のお口の中がスッキリするだけで気分も上がりますよ♪
舌磨きがなぜデトックスに繋がるのか?
実は、寝ている間に身体の中で出た老廃物が舌の上に白い苔となって現れるのです。
朝起きて口の中がネバネバしていたり、スッキリしない感覚があるなと思ったことはありませんか?
それは「老廃物」が舌の上についているから。
そして冒頭でお伝えした朝10時までに舌磨きをする理由として、舌の上に出た老廃物は朝10時以降に身体に再吸収されてしまうのです。
考えただけで恐ろしいですよね・・・!
また、朝食を食べたりお白湯を飲んだりするときにも体内に一緒に老廃物が入ってしまうので、朝起きて一番の習慣にするのがお勧め。
習慣になると歯磨きと同じで「やらないと気持ち悪い!」という感覚になりますので、まずは気楽に始めてみてくださいね!
ネティポットを使った正しい『鼻うがい』のやり方
次にご紹介するのは五感の一つでもある「鼻」のデトックス方法です。
鼻うがいを行ったことがない方からすると「痛そう・・」「怖い・・」といったイメージがありますよね!
実は、私もその一人でした。(笑)
その怖さを克服した今では、「爽快感」や「鼻のムズムズ解消」「アレルギー予防」に直接繋がっていて、何より即効性があるので今では手放せない存在です!
鼻うがいの準備は、ネティポットと呼ばれる専用の容器に小さじ1杯弱のお塩を入れて、お湯で溶かしたら温度が人肌程度になるまで水を足して調整します。(体温と同じくらいの暖かさの生理食塩水を作る)
専用のネティポットはこのように先端が鼻の穴にフィットするようになっています♪
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生理食塩水の準備ができたら、洗面台で鼻が床と平行になるように顔を傾けて片鼻ずつネティポットの先端を密着させて流していきます。
この時に、必ず口呼吸をしてくださいね!!(初めての方は声を出しながら行うと自然と口呼吸になるのでおすすめです)
顔の傾きが浅かったり、鼻の中で詰まりが起きていると喉に入ってしまう時もありますが、焦らずに飲み込まないように痰を出すような感覚で吐き出せば問題ありません♪
たまに飲み込んでしまうこともありますが、デトックスという目的ではあまり良くありませんが生理食塩水なので必要以上に心配しなくても大丈夫です◎
そして最後はセサミオイルで鼻の中を保湿して完了です♪
鼻うがいの後は鼻の粘膜がとてもデリケートな状態になっていますので、必ず保湿を忘れずにしてくださいね!
私はスポイトで2〜3滴のセサミオイルを垂らして吸い込み、鼻の外側から軽く指で浸透させるように抑えています。
この時も、喉に出てきたオイルは口から出すようにしましょう。
鼻うがいで痛みが出る時の対処法
基本的に塩分濃度が0.9%の生理食塩水のぬるま湯であれば痛みは全くありません。
ですが、体液は人それぞれ違うのでもし痛みが出たら塩分濃度を調整するか、温度が冷たすぎないか必ず手で確認してから行うようにしてください。
絶対に熱いお湯では行わないように注意してくださいね!
鼻うがいの後は、必ずオイルケアを忘れずに。
先ほどもお伝えしましたが、鼻の中は粘膜がありとても繊細です。
生理食塩水で洗ってそのままにしてしまうと鼻の中が乾燥したり、傷つけてしまう原因になってしまいます。
ティッシュで優しく鼻を噛んで水分を拭き取ったら、上をむいてスポイトで2〜3滴ほどずつ鼻にセサミオイルを垂らし、上から指で鼻を優しく撫でて馴染ませて保湿をするようにしてくださいね^^
最後に
鼻うがいは花粉症の方やアレルギーをお持ちの方は特に習慣化することで鼻の中が浄化されて炎症を予防できるのでとってもお勧めです!
他にも風邪の予防にもなりますし、何より五感が研ぎ澄まされるので舌磨きと同様に一日の始まりにぴったりの習慣ですよ^^
舌や鼻も洗浄しすぎは良くないので一日一回、丁寧に行うようにしましょう。
時間や心に余裕を持つためのステップにもなるアーユルヴェーダのセルフケアを私と一緒に始めてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
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