産後の骨盤底筋群を鍛える7つの方法|尿漏れ・体型崩れを根本改善

女性が手で子宮周りを押さえている画像を背景に、ピンクの帯で「産後の尿漏れが3週間で改善!骨盤底筋群を鍛える7つの秘訣」と書かれたアイキャッチ画像 産後ケア

「くしゃみをした時にヒヤッとした」「下腹部がぽっこりして戻らない」「腰痛がずっと続いている」

そんな悩みを抱えていませんか?

産後のこれらの症状は、骨盤底筋群の弱まりが大きく関係しています。

骨盤底筋群は私たちの体の土台となる重要な筋肉群なのに、妊娠・出産を通じて大きなダメージを受けているのが現実です。

この記事では、産後の骨盤底筋群を効果的に鍛える7つの方法をご紹介します。

正しいケア方法を知ることで、あなたも体の不調から解放され、自信を持って毎日を過ごせるようになるはずです。

一人で悩まず、一緒に健やかな体を取り戻していきましょう。

産後に骨盤底筋群が弱る理由とその影響

妊娠・出産が骨盤底筋群に与えるダメージ

妊娠中は赤ちゃんの重みによって骨盤底筋群が常に圧迫され続けます。

さらに出産時には会陰切開や長時間のいきみによって筋肉が引き伸ばされ、時には損傷することも。

これらの影響で産後の骨盤底筋群は大幅に機能が低下してしまうのです。

妊娠前の筋力を100とすると、産後直後は30〜50程度まで低下するとも言われています。

この状態が続くと、尿漏れや子宮脱などのトラブルだけでなく、体幹の安定性も失われて姿勢の悪化や腰痛の原因にもなります。

骨盤底筋群の弱りが引き起こす症状

骨盤底筋群の弱りは様々な症状となって現れます。

最も代表的なのが尿漏れで、軽い咳やくしゃみでも尿が出てしまう腹圧性尿失禁が多く見られます。

また、膣や子宮が下がってくる感覚も骨盤底筋群の弱りのサインです。

体型面では下腹部のぽっこりが目立つようになります。

これは骨盤底筋群が内臓を支えきれなくなることで、内臓が下垂してしまうため。

さらに体幹の安定性が失われることで、腰痛や肩こりなども引き起こされやすくなるのです。

骨盤底筋群の正しい位置と働きを理解しよう

骨盤底筋群がある場所と構造

骨盤底筋群は、その名の通り骨盤の底にある筋肉群の総称です。

恥骨から尾骨、坐骨から坐骨にかけてハンモック状に張られた筋肉で、膀胱、子宮、直腸などの内臓を下から支えています。

この筋肉群は複数の小さな筋肉から構成されており、それぞれが連動して働くことで私たちの体の安定性を保っています。

特に重要なのは肛門挙筋と呼ばれる部分で、ここが弱ると多くのトラブルが生じやすくなります。

日常生活での骨盤底筋群の重要な役割

骨盤底筋群は24時間休むことなく内臓を支え続けています。

立っている時も座っている時も、この筋肉群が適切に働くことで私たちは快適に過ごすことができるのです。

また、咳やくしゃみ、重いものを持つ時など、お腹に力が入る瞬間には骨盤底筋群も連動して収縮し、内臓が下がりすぎないよう保護しています。

さらに排尿や排便のコントロール、性生活の満足度にも深く関わる重要な筋肉群なのです。

自宅でできる骨盤底筋群トレーニング7選

基本のケーゲル体操

ケーゲル体操は骨盤底筋群トレーニングの基本中の基本です。

まず仰向けに寝て膝を軽く曲げ、両足を肩幅程度に開きます。

息を吐きながら膣と肛門をゆっくりと内側に引き上げるように締め、5秒間キープしたらゆっくりと緩めます。

この動作を10回1セットとして、1日3セット行います。

慣れてきたら座った状態や立った状態でも実践できるようになり、日常生活の中に取り入れやすくなります。

ポイントは呼吸を止めないことと、お腹や太ももに余計な力を入れないことです。

骨盤傾斜運動

骨盤傾斜運動は骨盤底筋群とともに骨盤周りの筋肉を総合的に鍛えられる効果的な運動です。

仰向けに寝て両膝を立て、息を吐きながら骨盤を後ろに傾けて腰を床に押し付けます。

この時、骨盤底筋群も一緒に引き上げるように意識すると効果が高まります。

5秒間キープしたら元の位置に戻し、これを10回繰り返します。

骨盤の動きと骨盤底筋群の収縮を連動させることで、より実用的な筋力向上が期待できます。

橋のポーズ

仰向けに寝て膝を立て、息を吐きながらお尻を持ち上げます。

この時、骨盤底筋群を意識的に引き上げながら行うのがポイントです

上がりきったところで5秒間キープし、骨盤底筋群の収縮を感じながらゆっくりと下ろします。

お尻の筋肉と骨盤底筋群を同時に鍛えることができ、産後の体型回復にも効果的です。

無理をせず、10回程度から始めましょう。

深呼吸と連動した骨盤底筋群エクササイズ

呼吸と骨盤底筋群の動きを連動させることで、日常生活でも自然に筋肉を使えるようになります。

楽な姿勢で座り、鼻から息をゆっくりと吸いながら骨盤底筋群を軽く緩めます。

口から息を長く吐きながら、骨盤底筋群をゆっくりと引き上げていきます。

呼吸に合わせて自然に筋肉を動かすことで、無理なく継続でき、日常的な筋力維持にも繋がります。

1回3分程度、リラックスタイムに取り入れてみてください。

膝胸位での骨盤底筋群ストレッチ

四つん這いになって膝を床につけ、お尻を上に突き出すような姿勢になります。

この体勢で深呼吸を繰り返すことで、骨盤底筋群の柔軟性を高めることができます。

この姿勢は重力の影響で内臓が正常な位置に戻りやすくなり、骨盤底筋群の負担を軽減する効果もあります。

1回30秒程度、無理のない範囲で行いましょう。

トレーニングの前後に取り入れることで、効果的な筋力向上が期待できます。

座位での骨盤底筋群エクササイズ

椅子に浅く腰かけ、背筋を軽く伸ばします。

足は肩幅程度に開き、息を吐きながら骨盤底筋群をゆっくりと引き上げます。

座った状態でのトレーニングは日常生活に取り入れやすく、継続しやすいのが特徴です。

オフィスワークの合間や授乳中など、ちょっとした時間にも実践できるワークです。

最初は5回程度から始めて、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。

正しい姿勢を保つことで、姿勢改善効果も期待できます。

立位での日常的な骨盤底筋群ケア

立った状態で骨盤底筋群を意識することで、日常生活そのものがトレーニングになります。

まっすぐ立ち、軽く膝を緩めて骨盤を安定させます。

歩く時や家事をする時に、ふと思い出して骨盤底筋群を軽く引き上げてみましょう。

この習慣をつけることで、無意識のうちに筋肉を使う頻度が増え、自然な筋力維持に繋がります。

特に重いものを持ち上げる時には意識的に骨盤底筋群を締めることで、腰痛予防にもなります。

効果を感じるまでの期間と継続のコツ

トレーニング効果が現れる目安

骨盤底筋群のトレーニングは即効性を求めるものではありません。

個人差はありますが、正しく継続した場合、2〜3週間で軽い変化を感じ始める方が多いです。

尿漏れの改善や下腹部の引き締まり感などが最初に実感できる変化です。

しっかりとした効果を感じるまでには3〜6ヶ月程度かかることが一般的です。

筋肉の回復と強化には時間が必要ですが、諦めずに続けることで必ず変化を実感できるはずです。

毎日の小さな積み重ねが、将来の健康な体作りに繋がります。

モチベーションを保つ方法

一人でトレーニングを続けるのは決して簡単ではありません。

まずは現在の状態を記録することから始めましょう。

尿漏れの頻度や下腹部の状態、体調の変化などを日記につけることで、小さな変化も見逃さずに済みます。

また、家族や信頼できる友人にトレーニングを始めたことを伝えることも大切です。

周囲のサポートがあることで継続しやすくなり、変化を共有する喜びも生まれます。

何より、自分自身を大切にする時間として捉えることで、前向きに取り組めるようになります。

専門家のサポートを受けるメリット

一人では気づけない間違いの修正

骨盤底筋群は目に見えない部分にある筋肉のため、正しく動かせているかどうかを自分で判断するのは困難です。

間違った方法で続けていても効果が出ないだけでなく、時には症状を悪化させてしまう可能性もあります。

専門家の指導を受けることで、あなたの体の状態に合った適切な方法を学ぶことができます。

また、進歩を客観的に評価してもらえるため、モチベーションの維持にも繋がります。

正しい知識と技術を身につけることで、より効率的に理想の体を取り戻せるでしょう。

個人に合わせたプログラムの重要性

産後の体の回復状況は人それぞれ大きく異なります。

出産方法や経過年数、現在の症状の程度によって、最適なアプローチも変わってきます。

画一的な方法ではなく、あなただけの個別プログラムが必要なのです。

私のオンラインサポートでは、あなたの生活スタイルや体調に合わせたプログラムを作成していきます。

忙しい育児の合間でも続けやすい方法や、症状の改善度合いに応じた強度調整など、きめ細かなサポートで安心して無理なく、不調改善や理想のスタイルを叶えることができます。

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まとめ

産後の骨盤底筋群の弱りは、多くのママが経験する自然な現象です。

でも、適切なケアを行うことで必ず改善できる問題でもあります。

今日ご紹介した7つの方法を参考に、できることから少しずつ始めてみてください。

完璧を求めず、「今日もちょっとだけ自分のために時間を使えた」という気持ちで続けることが大切です。

あなたの体は赤ちゃんを育み、今も家族のために頑張っている素晴らしい体です。

その体をいたわり、大切にすることは決してわがままではありません。

健康で美しいあなたでいることが、家族にとっても最高の贈り物になるはずです。

一人で頑張る必要はありません。

専門家のサポートを受けながら、理想の体を一緒に取り戻していきましょう!

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