こんにちは、パーソナルヨガトレーナーのAyameです。
早速ですがヨガとピラティスの違いはご存じでしょうか?
ヨガもピラティスも数年前から日本でも流行りだし、耳にしたことがある方も多いと思います。
そこで今回は、実際にヨガとマシンピラティスの指導経験のある私が分かりやすく『違いと効果』についてお話していきます。
最後には私自身がヨガとピラティスから学び得た豊かな人生に繋がるお話もしているので最後までお読みいただけると嬉しいです^^
目的の違い
まず、大きな違いとして目的の違いがあります。
ヨガはこちらでもお伝えさせていただいている通り、「心の作用を死滅させること」を最終目的として心と身体を結合させる目的があります。
それに対してピラティスはドイツ人のジョセフ・ピラティス氏が考案したもので、戦争で負傷した兵士のリハビリから生まれました。
柔軟性を高め、インナーマッスルを鍛えることで「身体機能の回復」を目的とし、姿勢改善や体幹強化に特化したエクササイズです。
もちろんヨガを通してインナーマッスルを鍛えることもできますし、反対にピラティスでマインドを整えることもできます。
ただ、起源と目的を理解しておくことで実際にご自身で取り入れる際に、動きやフォームが混乱することなく、やるべきことが明確になるので知っておくと良いですよ!
呼吸の違い
実はヨガとピラティスでは呼吸の違いがあることはご存じでしたか?
結論からいうと、ヨガは「鼻から吸って、鼻から吐く」のに対し、ピラティスでは「鼻から吸って口から吐く」を行いながらエクササイズをしていきます。
また、ヨガは目的に応じて呼吸法を変えて行いますが、ピラティスでは「胸式呼吸」をして行います。
理由として、ヨガには様々な種類や流派があり、交感神経を優位にしてエネルギッシュに行うものもあれば、副交感神経を優位にし、ゆったりとリラックスした状態で行うものもあるからです。
ピラティスは胸式呼吸(お腹は凹ませたまま、胸に呼吸を入れる)を通して交感神経を優位にし、インナーマッスル強化や体幹強化を高めていきます。
この呼吸による効果はヨガやピラティスに限らず、日常生活の中でも使い分けることで精神状態が安定したり心や身体にメリハリがつくのでおすすめです!
例えば、朝はゆっくりと腹式呼吸から始め、朝食を食べる頃には胸式呼吸へと切り替え、夜に近づくにつれ腹式呼吸を意識することで睡眠の質を高めることにも繋がりますよ^^
目的の違いがある≠取り組む姿勢(考え方)
ヨガとピラティスとでは、実際に取り組むにあたって考え方には違いはないと私は思います。
(※ここからは実際にヨガとマシンピラティス指導経験のある私の思いも含めてお話させて頂きます)
ヨガもピラティスも起源や目的は違いますが、誰かと比べることや一喜一憂をせず前向きな姿勢で行うということを意識することは共通して言えること。
効果を最大限に高めるだけでなく、怪我が起きないように正しいアライメント(骨の配列)を整えることや段階を踏んでステップアップしていくことを大前提としながら「自分自身と向き合う時間」にしてみてください。
ヨガやピラティスを取り入れることで豊かな人生へと繋がる
私はヨガやピラティスは豊かな人生の生き方をも教えてくれるツールだと実感しています。
人生においても、誰かと比べることで自分のできている部分に蓋をして自己否定してしまえばステップアップへの道を自分自身で妨げてしまします。
ですが、一つひとつマインドフルネスに、目の前の事に忠実に、丁寧に、心と行動を一致させて過ごすことで自分のマイナスだと感じる部分がステップアップの糧になったり、自分の中のエネルギーが変わっていきます。
まずはヨガやピラティスだけでなく、「運動」を生活の中に取り入れることで「運」を「動」かしてみてください^^
あなたにとって最高の人生の第一歩となりますように。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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